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CFFとは

ワークキャンプ 笑顔のためにできること
「子どもの家」の子どもたち

 

〜夢に向かって生きる子どもたち〜 2003年6月

 マニラから北に向けてジプニーに揺られること6時間。パンガシナン州(人口250万人)で唯一の児童養護施設、スワルの「子どもの家」には現在11名の子どもたちが生活し、地元の学校に通っています。子どもたちは学校に行きたい、勉強をしたい、(虐待などをする親から離れて)施設に来て生活をしたいといった、あるいは親族の希望があって、または、寄る辺のないところを政府の福祉事務所を通して、CFFに来ました。

 虐待や家庭環境から受けた精神的な痛みや悩み、愛情の飢えを抱えている子どもたちですが、新しい環境で健やかに成長しています。
 ダンスやバスケットが得意な子や信仰心のあつい子など、普段の生活の中で一人一人の個性がそれぞれ輝きを放ち始めています。また将来の具体的な夢(電気技師、医者、薬剤師、女優など)を思い描いています。
 これからもCFFでは、子どもたちが安心できる環境で自らの夢や希望に近づいていけるように、子どもたちとともに歩んでいきます。

<生活面>
 子ども達は「子どもの家」での暮らしを通じて、勉強だけでなく、掃除や洗濯、食卓の準備や後片付け(調理の手伝いは自発性に任せています)などといった基本的な生活習慣やマナーを学び、しつけを身につけます。これらはシャワーを浴び清潔な衣服を身につける環境にいなかった子どもたちが、こども達が将来社会で自立して生活できるようになるためのトレーニングのひとつです。
 しつけを身につけるまでは苦労しますが、スタッフの重要な仕事の一つです。
<学習面>
 2002年の6月から公立の学校に通っています。子どもたちは勉強をしてただ知識を得るだけではなく、学校生活の中から友達ができたり、好きな子ができたり、夢が広がったり、様々な社会性を身につけています。
 時には友達同士との喧嘩や教室内で元気過ぎて先生に注意されるなど問題も起きますが、フィリピン人スタッフが一生懸命対応しています。
 子どもの家では夕食後から就寝準備までの時間は、学習時間(主に宿題・復習の時間)となっており、ハウスペアレント(児童指導員)が課題に取り組む子どもたちの学習進度をチェックします。当初は落ち着きがなく、読み書きともにできませんでしたがスタッフが個別について勉強を見ることによって学習に対して集中力が増し、自ら進んで勉強する姿勢が見られるようになりました。
 学習面の課題としては、子どもたちの学習達成度に応じたきめ細かな学習支援を続けていく必要があります。
 なぜなら高学年に通っている子でも、低・中学年レベルで習っているはずの基礎的な部分を理解していない場合が時々見受けられることもあるからです。養護施設に来る前の段階で、学校に行っていなかった時期(労働に携わっていたり、それ以外の理由のため)があることや、苦手分野がそのままになってしまっていること等が原因として考えられます。
<健康面>
 子どもたちは施設に入所前と疾病時に応じて、医師の診断と必要な医療処置を受けています。
 入所当初は標準よりも小さな体格の子どもたちが多いですが施設内で提供される栄養バランスを考慮した3度の食事(フィリピン家庭料理)と2度のミリエンダ(おやつ)を採り、元気よく外で遊びながら丈夫な体をつくっています。
 どの子も新調した制服が半年間で小さくなったり、ちょうどよくなるほどの成長を記録しています。

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