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CFFとは

ワークキャンプ 笑顔のためにできること
オオヤン・カオチのサリサリ日記
5.音楽クラブに関して
2002年10月9日

 再び、大矢です。
 インターンも残り2ヶ月になろうとしている今日この頃です。
 
 今日は、私達が日々感じていることについて
 シェアしてみたいと思います。


今私達(かおち・大矢)は、スアル小学校に楽器を教えに
行っているのですが、そこには様々はドラマがありました。

まず、教える生徒の事ですが、私達の希望は、少しでも多くの
子ども達に楽器に触れて欲しいというものでした。
しかし、音楽クラブを作るさいに、楽器の台数と、教える側の都合から、
生徒は4年生〜6年生のなかから、80人を選ぼうという子とになりました。
しかし実際募集をかけると、定員をはるかに上回る
150人近くの応募がありました!

私達はとても嬉しく思いました、と同時に、
この中から、どうやって選んで行こうか?
ということになりました。
コーディネーターをしてくれている先生達に相談に行くと、
「まずはセクション1(1組)から選んで!!」ということでした。
セクション1というのは、こちらの学校制度は、
テストの成績によってクラスを1 組から4組といった感じで
分けて行くものです。1組が成績がいい子達と言うことになります。

どうしてセクション1から選んで欲しいのというと、
「彼らはすでに、才能があって、すぐに理解することができるし、
制服も持っているから、発表の時には揃えられる」ということでした。
私はそれを聞いた瞬間、頭に血がのぼってしまいました。

確かに、今までに、スアル小学校のイベントを
何回か参加させてもらいましたが、
その度にダンスをする子・ソロで歌を歌う子・
なにか発表をする子はすべて決まった子どもたちでした。
その子ども達のほとんどはセクション1から選出されています。

前回、校長先生が私達に、セミナーがあるから、
そのための音楽グループを作ってセミナーの時に発表して欲しい
といわれた時に、集めてもらった子ども達も、半数以上は
顔なじみの子ども達でした。

確かに、私達の帰ったあと、このクラブを引継いで行ってくれるのは
先生達で、 楽器を教えた経験のない先生達にとって、
教える生徒の理解力が早い方が楽なのかも知れません。

でも、興味を持っている150人の生徒の気持ちはどうなるのでしょうか。
また、音楽の才能は学校のテストで図れるものでしょうか?
私達はこれに関して、何度も話合いをしました。
CFFのスタッフ間でも話合った結果、
やはり、やりたいと思ってくれている子ども達
の気持ちを大切にしたい!!という、みんなの意見が一致して、予定を変更して、希望者全員約150人を受け入れる子とにしました。

先生達はこれには少し驚いていましたが、
先生達の希望である、すでに楽器を吹いた事のある、
音楽グループだった子どもたち、
そして、新しい子ども達を受け入れる事ができました。

もちろん、初心者の子ども達と、経験者の子ども達を
ミックスしたグループです。
これに関しても、先生達の希望は、経験者たちはクラスを分けて、
よりレベルの高い曲を教えて欲しい。というものでした。
しかし、どうして、そのように経験者と初心者を
分ける意味があるのでしょうか?
経験者といっても、セミナーの為に1週間ちょっと練習しただけで、
子ども達は 2曲も曲を吹けるようになりました。
また、その時は同じ楽器を使ってもらっていたので、
今回は楽器を違うものに挑戦して
もらえば、その子達もまた新しいスタートです。
先生にはその事を伝えて、理解してもらいました。

クラスを始める前に開いた3クラス
(音楽クラブは計3クラスとなりました)合同のオリエンテーション
では、新しく見る顔の子ども達もたくさんいて、
その顔は希望に満ちていました。
また、前に音楽グループだった子ども達も、私達の所に近寄ってきて、
「私達は、もう楽器の使い方を知っているから、今度は
私達が、先生になってみんなに教える!!」 といってくれました。
子ども達の口からその言葉が聞けて私達はとても嬉しく思いました。

この音楽クラグはまだ始まったばかりで、
本当に不安なことがたくさんあります。
私達が帰ったあと、続けて行く事ができるのか、
楽器は今はみんなでシェアをしている
けれど、これは衛生上問題ないのか、などなど。

しかし、CFFのスタッフ側からジェイクが
コーディネータの一人として、加わってくれました。
ジェイクも忙しい合間を縫って、子ども達に僕は歌を教えると、
はりきって準備してくれています。
また、タガログ語の話せるジェイクは子ども達をいつも笑わせてくれています。

このクラブを続けて行くには、先生達も、
子ども達に教えていく事ができなくては行けません。
私達も急がしい先生達の協力をできるだけ得て、
先生達にも教えて行く予定です。
また、私達が帰るまで(12月始め)に、コンサートを開きたい
という願いがあります。
そのために、今は始めから、コンサートに向けた曲をこちらが用意して、
練習しています。

しかし、それが終わったら、子どもたちに楽譜の読み方を
教えていった方が良いのでは、という提案があります。
今はこちらが模造紙にアルファベットで音階を書いて教えていますが、
子どもたちが楽譜を読めれば自分たちで曲を準備したり、
練習したり、する事ができると 思います。
本来ならば、楽譜の読み方を教えてから、楽器に触ってもらう
というやり方の方がいいのかもしれませんが楽器の吹き方は、
やはり、吹ける人がいる時に教えたほうが
良いのではという考えから、このようになりました。
 
学校の先生達は、音楽の授業を持っている人たちなので、
楽譜は読めるようです。

時々、このクラブは、学校側のニーズとされているのかな?
と感じされられます。
コーディネーターの先生達も、普段は授業があり、
他のクラブも持っていて忙しそうです。
まだ、どのように授業に参加していけば良いのかが分からない為に、
そのように映っているのかも知れませんが、
先生達とのシェアリングがこれからはもっともっと必要になってきます。

 長くなりましたが、
 この音楽クラブは、Global Communication Project
 の一貫として、スタートした物です。
 まだまだスタートしたばかりで、
 インターン二人だけでは不安がいっぱいの日々です。

 ぜひ、みなさんの意見を聞かせてください。

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