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CFFとは

ワークキャンプ 笑顔のためにできること
オオヤン・カオチのサリサリ日記
8.バキワン村について
2002年11月5日

 お米の収穫の終わった
 スワルより、大矢です。

今日は、子どもの家のあるバキワン村について私が調べた事をお話ししたいと思います。

パンガシナン州のスワル(市)にあるバキワン村は人口1550人程(2002年現在)の山と海に面した村です。

住民の主な職業は農業(米作り)か漁業(魚とり)で、月の平均収入はおよそ3000ペソ(1ペソ2.5円)といわれています。コーラが一本10ペソ、食堂のご飯が1人前25ペソくらいなので、一家平均5人〜6人を養っていくのはやはり大変だと思います。

住民の中には、漁業と農業を兼業している人が多く、年に2回は米の収穫、残りは毎日漁にでるという生活だそうです。

 「子どもの家」からみたバキワン村

村には小学校が1つ、デイケア(幼稚園)が2つ、ヘルスセンターが1つあります。デイケアには4歳〜5歳までの子どもが通い、卒業後、地元の小学校か、町のスワルセントラル小学校に通います。
高校(こっちは小学校卒業後、4年制の高校に行きます)は町にあり、村からは3キロ、歩いて1時間の距離を歩いて通う子もいます。
今はトライシクル(自動2輪にサイドカーをつけたもの)で通う子の方が多いようですが。

バキワン村は魚の養殖も盛んに行われており、フィリピンの食卓によく並ぶバングスという魚はフィッシュケージで養殖されています。オーナは台湾人だそうで、村の人が雇われています。たくさんのフィッシュケージができたおかげで、最近海の水が汚染されてきたそうです。

村人の生活はとてもシンプルで、朝はとても早起きです。日中はとにかく暑いフィリピンでは、昼間、村で人を見ることは少ないです。そして、夕方になると、みんな家から、バスケットコートのあるたまり場に集まっておしゃべりを始めます。
若者はバスケットをしたり、ビリヤードをしたり、それをうらやましそうに眺める子どもたちもまた、近い将来こうやって過ごして行くんだろうな-と思います。

 バキワン村の家。まわりにはココナッツ、バナナ、マンゴーなど。

村の若者の多くが高卒ですが、職がないのが住民の一番の問題の様で、仕事を求めてマニラに行ったり、海外に出稼ぎに行く父親もたくさんいます。

日本に比べるととてもシンプルに見える村人達の生活ですが、年配の方の話しによると、
携帯電話を持つ若者がいたり、テレビが普及したりと、生活は段段近代的になってきているようです。

村人の中には、より豊かな生活を求めてダイナマイトによる漁を行ったり、山の木を切って木炭にして収入を得ていましたが、それを続けていたら、環境は悪化される事は間違いありません。

タタイは今までに何度も、NGO主催の環境セミナーに参加し、村の人達に説明して来たそうです。

村の人達に必要なのは、環境がどうして大事なのかという教育だそうです。高等教育が大切だといわれていますが、未来を築いて行くためには、自然や、村の事をよく知っている人達の中から、国を背負って立つ人間に成長して行ってもらえたらよりより未来が切り開けるのではないでしょうか。

タタイは「自分は小学校までしか出ていないけど、こうして、いろんなチャンスにめぐりあって、色々な人と話しができる。自分はとてもラッキーな人間だ」と言っていました。

大切なのは、夢や希望をあきらめずに、生きて行く事だと思います。

CFFでは子どもだけでなく、若者のそういった夢を希望をサポートして行く活動もしていると思います。

村の若者達が少しでも夢を持っていたら、それをシェアリングして、形にする勇気を与えられる場になれたら素敵じゃないですか?

以前キャンプに参加してくれたCFFスカラーの一人も、自分の夢を語ってくれ、また、日本人キャンパーの事が気になる。と言っていました。日本人キャンパーがみんなフィリピン人キャンパーの事を気にかけていて、キャンプが終わってもいつもあなたたちのことをはなしているんだよというと、とても嬉しそうにしていました。

彼の提案でもあり、私、亜紀さんからの提案ですが、こんど、CFFで発行している「Love Letter from Sual」を、フィリピンの若者に記事集めしてもらってはいかがでしょう?彼は、ぜひキャンプ後の自分たちの生活を日本のみんなに伝えたいと言っています。キャンプは日本人だけではなく、フィリピンの若者の心にも深く浸透しているんだな
と思いました。

彼は「自分はCFFの一部だ!!」と言ってくれました。キャンプが終わってからもこのように村にはCFFのことを考えていってくれる若物たちがいるという事をしれて、とても嬉しい発見でした。

今、私はバキワン村に関する調査をしている所なので、私が目や耳で感じた事を少しでもみなさんにお伝えできればと思い、このレポートを始めました。なにか質問・意見・こんなこと聞いてみて!なんて事があったら、メールを下さい。

オーヤン・カオチにメール(phil@cffjapan.org)を書く

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